ヒューマノイドロボットEXPO2026春レポート|NexTech Weekのエリア構成を解説

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2026年4月開催「ヒューマノイドロボットEXPO」初回のpost show reportをもとに、NexTech Week春のエリア構成と出展を検討する企業への示唆を解説します。

「NexTech Week 2026【春】」内で初開催された「ヒューマノイドロボットEXPO」は、来場者数が前回開催比121%と大きく伸びました。本記事では公式発表をもとに、会場のエリア構成と出展検討のポイントを整理します。

【1】展示会の基本情報と今回の実績

RX Japan合同会社は、2026年4月15日(水)から17日(金)まで、東京ビッグサイトで「第1回 ヒューマノイドロボット EXPO【春】」を初開催した。同展は「NexTech Week 2026【春】」内で実施された。会場は西展示棟で、主催はRX Japan合同会社です。

主催者発表によれば、NexTech Week 2026【春】は2026年4月15日から17日までの3日間、東京ビッグサイト(西展示棟)で開催され、33,612名が来場、前回開催比121%と大きく伸長した。ヒューマノイドロボットEXPO単体の出展社数について、報道ベースではヒューマノイドの開発企業ほか、「フィジカルAI」や「制御ソフト」をアピールする関連企業など国内外約20社がブースを出したと伝えられています。NexTech Week全体の出展社規模については、報道で「NexTech Week 2026春」全体では約350社が出展し、3日間で約3万人が来場する規模となると紹介されており、主催者発表の来場者数とおおむね符合します。正確な総出展社数・出展面積は公式サイトで要確認です。

項目 今回(2026年春) 前回比較
来場者数(NexTech Week全体) 33,612名 121%
ヒューマノイドロボットEXPO出展社数 約20社(報道ベース) 今回が第1回のため比較なし
AI・人工知能EXPO 10回目の開催 公式サイトで要確認

【2】出展エリア(ゾーン/セクター/パビリオン)の構成

NexTech Week 2026【春】は、「AI・人工知能 EXPO」「ブロックチェーン EXPO」「量子コンピューティング EXPO」「AI時代の人材・組織改革 EXPO(旧称:デジタル人材育成支援 EXPO)」「ヒューマノイドロボット EXPO」の5つの専門展で構成されたことが特徴です。来場者は1枚の入場バッジですべての構成展を回遊できる設計になっています。

AI・人工知能EXPO(AI・人工知能展)

生成AIやAIエージェントを中心に、業務への組み込み・運用を前提としたソリューションが集まるゾーンです。「AI・人工知能EXPO」は10回目の開催を迎え、AIが一部の先進的な取り組みから、より広い産業・業務現場へと浸透している現在地を示す場となったとされ、NexTech Weekの中核を成すエリアです。

ヒューマノイドロボットEXPO(ヒューマノイドロボット展)※新設

ヒューマノイドロボットEXPOは、国内初かつ国内唯一のヒューマノイドロボットに専門特化した展示会であり、人手不足解消に向けた「人と共に働くロボット」やフィジカルAI・制御ソフトなどが集結するゾーンとして今回新設されました。完成機体を手掛ける企業のほか、駆動制御・センシング技術を扱う企業も出展対象になり得ます。

ブロックチェーンEXPO(ブロックチェーン展)

Web3時代を支えるプラットフォームや、NFTサービス、DAO組成支援などが出展するエリアであり、あらゆる業界で活用できる技術やサービスが集結すると説明されており、日本最大級の規模を持つ専門展と位置づけられています。

量子コンピューティングEXPO・AI時代の人材・組織改革EXPO

量子コンピューティングEXPOは日本唯一の量子計算専門見本市と紹介されており、量子技術の事業化を検討する企業向けのゾーンです。人材・組織改革分野は旧称「デジタル人材育成支援 EXPO」からリニューアルされた「AI時代の人材・組織改革 EXPO」で、組織改革ゾーンなどの区画が設けられています。このほかにも会場内には複数の専門コーナーが設けられています。

エリア名 主な取扱分野 規模の目安 前回からの変化
AI・人工知能EXPO
(AI・人工知能展)
生成AI、AIエージェント、業務実装ソリューション 10回目・日本最大級(公式サイトで要確認) 継続開催
ヒューマノイドロボットEXPO
(ヒューマノイドロボット展)
完成機体、フィジカルAI、制御ソフト 約20社(報道ベース) 新設
ブロックチェーンEXPO
(ブロックチェーン展)
Web3プラットフォーム、NFT、DAO支援 日本最大級(公式サイトで要確認) 継続開催
量子コンピューティングEXPO
(量子コンピューティング展)
量子技術の事業活用 日本唯一の専門展 継続開催
AI時代の人材・組織改革EXPO
(旧デジタル人材育成支援EXPO)
組織改革、人材育成支援サービス 公式サイトで要確認 リニューアル(名称変更)

海外パビリオン・国別パビリオンの有無については、公式の開催報告書で個別の記載が確認できなかったため、公式サイトで要確認としてください。

【3】今回盛り上がったテーマ

ヒューマノイドロボットへの高い関心

今回最も新しい話題を呼んだのが新設のヒューマノイドロボットEXPOです。「NexTech Week 2026【春】」の公式発信では、ヒューマノイドロボットが飲み物を提供するデモ企画に長蛇の列ができたことが紹介されており、実機デモへの来場者の関心の高さがうかがえます。会場全体の来場者数が前回開催比121%まで伸びた背景には、この新設エリアが新たな来場動機になった可能性があります。

「AIを使う」から「AIと変わり続ける」へ

併催セミナーでは、AI活用の定着・組織変革をテーマにした議論が目立ちました。来場者の関心が「導入を始めるか」から「どう使い続け、組織に定着させるか」へと明確に移ったことを主催者が実感したとコメントしており、AI導入の成熟度そのものが今回の共通テーマだったといえます。

【4】出展を検討する企業への示唆

  • 完成品ロボットやハードウェアを持つ企業は、新設の「ヒューマノイドロボットEXPO」が候補になります。まだ出展社数が少ないため、先行者としての露出効果が見込めます。
  • 制御ソフト・センシング・フィジカルAI関連のソリューション企業も同エリアとの親和性が高いと考えられます。
  • 業務システムやSaaS、AIエージェント関連の商材は、10回目を迎え来場者基盤が厚い「AI・人工知能EXPO」が有力な出展先です。
  • Web3・NFT関連のサービスは「ブロックチェーンEXPO」、人事・組織開発系のサービスは「AI時代の人材・組織改革EXPO」が候補になります。

次回に向けては、「第1回 ヒューマノイドロボット EXPO【秋】」が2026年11月11日から13日まで幕張メッセで開催されることが決定しています。さらに秋展では「フィジカルAI EXPO」が新規開催される予定で、ロボット・AI関連の出展エリアは今後さらに細分化される見込みです。出展を検討する企業は、早期の情報収集とブース確保の相談を主催者に行うことをおすすめします。出展料金や申込締切など詳細は公式サイトで要確認です。

【5】まとめ

NexTech Week 2026【春】は、新設のヒューマノイドロボットEXPOを含む5つの専門展構成により、来場者数を前回比121%まで伸ばしました。エリア構成を見ると、AI・人工知能EXPOという既存の柱に加え、ヒューマノイドロボットという新しい柱が育ちつつある展示会だと言えます。

【6】OpenExpo編集部より

この記事について

OpenExpo編集部

今回の目玉は、既存のAI・人工知能EXPOという安定した集客基盤の上に、ヒューマノイドロボットEXPOという新エリアを重ねる構成そのものにあります。新設エリアはまだ出展社数が少なく競合が限られるため、ロボット・フィジカルAI関連企業にとっては早期出展のメリットが大きいタイミングです。一方でAI・人工知能EXPOのように成熟したエリアは来場者基盤が厚く、商談機会の確実性を重視する企業に向いています。自社の商材が「新規エリアで目立ちたい」のか「実績あるエリアで安定した商談を狙いたい」のかを見極めたうえで、出展エリアを選ぶことをおすすめします。

引用元

この記事を書いた人

OpenExpo編集部

OpenExpoの編集部です。世界各国の展示会情報をピックアップで紹介し、編集部のコメントなども記載いたします。

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